映画生活

基本的にネタバレ有りなのでご注意ください

【映画感想】ノア 約束の舟(2014)

2014年。

ラッセル・クロウ主演。

 

聖書のノアの方舟の話をベースにした映画のようです。

ラッセル・クロウエマ・ワトソンアンソニー・ホプキンスと割と有名な俳優が出ていたので観てみましたが正直微妙でした。

 

私が聖書の原典やバックグラウンドの知識も興味もなかったため映画の世界に没入することが困難でした。

 

CGも頑張ってるし確かにお金はかかってるなぁという画面です。

しかし話がなんとも微妙で淡々と進んでいきそのまま終わってしまいました。

 

あまり話が入ってこず、断片的なシーンが頭の中に散らばってる感じ。

大洪水になってから舟の中で赤ん坊を殺すとか殺さないとかなんか内輪もめしてたなーくらいのイメージです。

 

最終的にはなんか島に漂着して俺たちの戦いはこれからだ的な感じで終わります。

そんなんでなんか大した盛り上がりどころもないウォーターワールドという感想になってしまいました。

 

残念な作品です。

 

 

 

【映画感想】シックス・デイ(2000)

2000年。

シュワちゃん主演のSF。

 

トータル・リコールっぽい近未来世界が舞台。テーマはクローンです。

 

普通に愛する家族と暮らしていた主人公がトラブルに巻き込まれます。そして家に帰るともう一人の自分が家族と暮らしてた・・・という導入。これは一体どうなっているんだ?ということでシュワちゃんが真相を探るために謎のクローンに追われつつがんばるといった内容になっています。

 

見どころは二人のシュワちゃんが出会ったときの反応とこの二人は最後どうなるのか?というところです。

 

レビューサイトでの点数は3点ちょいくらいであまり期待していなかったんですがアクション・アドベンチャーSFとしてはノンストップでテンポよく普通に楽しめました。コメディー要素もアクセントで本編に邪魔しない程度にバランスよく挿入されています。

 

ただ現実にそったリアリティーとか科学的根拠に目を瞑れない人は駄作認定するかもしれません。

フィクションとして受け入れ、勢いのままに観れば普通に楽しめるそんな作品です。

 

クローンについての問題提起、哲学とかはどうでもよくただアクション映画として楽しみたいという人向けですね。

【映画感想】狼よさらば(1974)

1974年。

チャールズ・ブロンソン主演。

 

妻を強盗に殺された一般人が夜な夜な悪い奴らに天誅を下す必殺仕事人になる・・・というようなストーリーです。

割とすきな系統の題材です。ジョディフォスタのブレイブワンっぽい。

 

天誅を下していって最後に妻を死に追いやった連中と対峙という展開にしなかったのは良かったと思います。そもそも顔知らないしそんな偶然あってたまるかみたいになりますので。

 

この手の映画はやっぱり最後どうなるのかがとても気になります。そのため飽きずに最後まで観ることができました。

 

終盤警察にバレてからの展開は賛否両論あるかもしれませんが、普通に逮捕されるというのが予想だったのでそこを外されたのは良かったです。

 

見た後の感じも悪くなく普通に面白かったなぁというのが率直な感想です。

 

【映画感想】エンド・オブ・ステイツ(2019)

2019年。

ジェラルド・バトラー主演。

 

主人公はシークレットサービスの一員。大統領と釣りしている時にドローン爆弾の攻撃を受けて瀕死に。大統領も大怪我しましたが生存して意識がありません。主人公は何者かにハメられ追われる身に。さてどうするか・・・?という感じです。

 

まず思ったのはジェラルド・バトラー老けたなぁと。ラッセル・クロウみたいな老け方。

 

この映画で一番怖かったのは冒頭のドローン爆弾ですね。ドローン兵器についてはどこかで聞いたことがありますが実際CG映像で見てみるととても怖い。低コストで効率よく人を殺せる恐ろしい兵器。

 

映画自体は硬派で前半は国と民間軍事会社の2つから狙われ、最終的にはラスボス率いる軍団から大統領を守ることが目的になります。

 

題材として目新しいものはなくテンプレ通りという感じで堅実という印象。

アクションシーンも卒なく低予算感なく一定レベル以上のものが繰り広げられます。

ただ最後の決着はなんとも地味でした。

 

一方、人間ドラマに関しては微妙で、心を揺さぶられたり、感動したりそういうものは残念ながら感じられませんでした。

安いお涙頂戴もなく全体的に渋い味付けの映画でした。

【映画感想】ターミネーター2(1991)

1991年。

ジェームズ・キャメロンシュワちゃん

ターミネーターの続編。

 

人によって子供の頃大好きだった映画はスターウォーズだったりBTTFだったりハリポタだったりすると思いますが、私の場合このT2がそれで今までの人生で一番見た映画かもしれません。

6年前にも一度観ました。

 

この度観てやっぱり面白かった。

観終わった後ちょっとばかり放心状態になるくらい。

 

最初のシュワちゃん登場から一気に映画の世界に引き込まれ、序盤のバイクと大型トラックでの攻防に始まり、サラ・コナーの施設脱出、T-800との恐怖の再会、ダイソンとの接触、完全包囲、そしてラストへ・・・どのパートをとってもかっこよすぎます。

シュワちゃんの見た目もちょうどいい年齢ですね。T3は老けたなぁと。

 

とにかくアクションシーンがセンスのかたまりでカメラワーク、音楽、役者の演技等ハイレベルで一瞬たりとも目が離せません。

 

思い出補正もかなり入ってると思いますが最高の映画だと再認識しました。

【映画感想】15ミニッツ(2001)

2001年。

ロバート・デ・ニーロエドワード・バーンズ

 

二人組の殺人鬼が犯行現場を撮影して映画を作ろうとアメリカにやってきて・・・というのが冒頭。

 

デ・ニーロはスター刑事でTVでも有名人。某局キャスターと熱愛でプロポーズをしようとしています。

そこに犯人たちの魔の手が・・・という流れです。

 

この映画は前に一度観たことがあります。ストーリーの細かいところやオチは忘れてましたが、途中で〇〇が退場するということだけは覚えていました。

そこは鮮明に覚えてましたのでこの映画はインパクト的には成功だったのかもしれません。

 

ただ、〇〇が中盤で退場してしまうため、エドワード・バーンズとデ・ニーロが一緒にいる時間が短く、二人の関係性を深める尺が不足してるなとも思いました。

映画なので尺の都合でしょうがないというのもわかりますが。

 

今見ると途中のバーンズと証人の売春婦が火災現場に閉じ込められるシーンが中々緊迫感があっていいですね。

 

ただ、うまくしてやった(と思われた)頭の良い方の犯人とガチムチ系の仲間割れはちょっと雑で最後もどこか物足りなさを感じました。

 

かといって途中退場した〇〇が実は生きてましたと言われてもそれはそれでどうなの?というのもあり、インパクトと引き換えに映画見た後の余韻とか満足感を失ってしまった、そんな映画でした。

【映画感想】トレマーズ4 (2004)

2004年。

マイケル・グロス主演。

 

今回は時代を巻き戻し西部劇風になっています。

主人公はマイケル・グロスですが性格が変わっています。バートの先祖みたいな感じです。

 

この4は2、3のコメディー偏重から一転真面目路線になっています。

ストーリーはオーソドクス。起承転結がちゃんとしてるので3より好印象です。

現地の子供とのやり取りを通して村人たちともいい仲になっていく過程は違和感なく自然でした。

 

キャラではガンマンのケリー(ビリー・ドラゴ)がいい感じ。

 

ラストバトルはグダグダですが、戦闘訓練もしていない人たちなのでそれもある意味リアル。

大爆発こそないものの一応のクライマックスあり。

ラストシーンのマイケル・グロスの狂気の顔も見どころ。バートが還ってきました。

 

全体的に悪ふざけが少なく、堅実な作りなので3のような落胆はなく名誉を少し挽回したと感じました。