新鋭の航空会社社長の子供が誘拐されることから始まるストーリー。
メル・ギブソン主演。
メル・ギブソン演じる父親が誘拐されて劣勢の身なのにこれでもかと反撃して主導権を握ろうとする展開は斬新とともに現実的にありえるのかというリアリティーのなさを感じます。フィクションだからOKと割り切ればよいですが。
身代金を懸賞金に変えてからはやけっぱちで、態度がほぼ一貫しているので逆に清々しいです。
主人公なりに犯人像のプロファイルしての作戦で、犯人をある意味信用していたという裏付けもあるんですけど。
犯人側はまんまと主人公の奇策に溺れグループ内でいざこざが起こります。
その後、このままでは身代金を入手できないと考えた主犯は思わぬ行動に・・・
というあらすじです。
前半はやや退屈に感じるものの、後半からは思わぬ展開が畳み掛けるように続き、なかなか見応えがありました。