原作は知りませんけど結構面白いドラマです。
1話では半年前までラーメンを食べたことがない汐見ゆとりが清流企画に入社する話です。採用に至るまでは実地試験でぶっつけ本番で店を立て直すことになります。
鈴木京香は芹沢という清流企画を経営する社長役です。
フードコンサルタント業務とラーメン店を兼業。
芹沢の助力もありましたが無事に汐見ゆとりが入社するまでの過程を描いていました。
泉谷しげるは安定の泉谷しげるです。ある意味泉谷しげる特有の演技ははキムタクのキムタク演技並にいい意味で洗練されています。
初回は小手先の戦略で大丈夫か?と思いきや2話目からは結構段階的に説得力をもたせたコンサルになっていました。客層から分析してそれなりの物を考案するもまだなにか足りないというところで芹沢の助け舟。そして最強の一品を開発するという展開。物語を段階的にくねらせるのは面白ドラマの基本でもありますがそれを忠実に守ってます。
3話目はどうなるかと思いきや、ライバル会社の同年代の娘とゆとりのコンペという変化球できました。ゆとりに挫折させるのは途中からフラグがいくつか立っていたため結果はわかっていましたが、敗北した理由は納得できるもので論理的にも説得力がありました。
話とは関係ないですが、鈴木京香と高畑淳子が顔を近づけるシーンで高畑さんのほうが顔の長さが1.5倍くらいあったのが衝撃でした。
あと緊急地震速報にタイトルバックが被るという現象が起き珍しいなと思いました。