映画生活

基本的にネタバレ有りなのでご注意ください

【映画感想】トータル・リコール(1990)

シュワちゃん主演バージョン。

8年くらい前に見ていますが内容はほぼ記憶にございません。

 

SF映画で火星が出てきたりとなかなかおもしろいです。

自分が何者かわからないという設定は3月くらいに見たリーアム・ニーソンのアンノウンを彷彿とさせます。もっともトータル・リコールのほうが全然古いですけど。

 

この映画はまず演出がうまいと思いました。周りの人たちがいわゆる演者のため何が真実なのかがシュワちゃんも視聴者もわかりません。

それでえ?シュワちゃんは火星の住人なの?それとも地球の人なの?

いや、それどころか、火星は実在するのか?あのMRIのようなマシーンで体験している仮想世界の出来事なのか?

どっちなんだろう?

知りたい。

という欲求が下支えとなって途中で寝るということはありませんでした。

 

しかし説明不足感は否めずついていくのがやっとでした。オリジナリティーを出しすぎると現代劇と違ってその世界観に自分を擦り寄せる工程が追加されるため難しいところですね。

 

展開も目まぐるしく動きタクシードライバーの裏切り等もあり周りの人間の言うことが信用できなくなり疑心暗鬼になります。

 

ラストの盛り上がるバトルはホログラム関連でコメディー要素があって楽しかったです。施設の外に行くとなぜ顔が破裂しそうになるのかもわかりませんでした。

 

火星が住みづらい土地だった元凶はシュワを追い回していた組織だという事が判明しそれをやっつけて有毒ガスのような雲を払った最後はよかったです。

 

シュワちゃん主演作では直近で見たイレイザーやゴリラよりも面白かったです。