映画生活

基本的にネタバレ有りなのでご注意ください

【映画感想】アルマゲドン (1998)

1998年公開。

 

有名な地球滅亡系映画ですが初めて見ました。

ストーリーは序盤から隕石がバンバン飛んできて、テンポがいいです。主人公は宇宙飛行士かと思っていましたが掘削のプロたちで宇宙に関してはド素人。隕石を掘り進んで中心部分に核爆弾を埋め込まないと隕石を破壊できないということからです。

 

掘削のプロを集めることになりますがメンバーが一癖も二癖もある連中ばかりで個性があります。そいつらが訓練を受けて宇宙に行くという流れです。

 

宇宙に行ってからの映像はやっぱりリアリティーに欠け、仲間たちの妙なコメディーなテンションでB級映画の様相を呈してきますが、核爆弾の遠隔起動ができなくなってからは真面目になっていきます。ベンアフレックにウィリスが自分の気持ちを伝えるところは熱くなります。

 

そして終盤のブルース・ウィリスの語りは確かに前評判通り感動しました。ディープインパクトのときもそうだったんですけど、ベタなんですけどこういう展開はこころに来ますわ。

エアロスミスが流れるタイミングがCMではこれから出発するというシーンだったのでそう思い込んでいましたが実際はなんてことないシーンとEDで流れていました。なんとなくですがEDで皆生還してあのエアロスミスが流れるのかと思いきややっぱりそう甘くはありませんでした。

 

驚いたのは序盤にちょい役で松田聖子が出ていたことです。

出演者と言えばプリズン・ブレイクに出ていたマホーンやアブルッチが出ていました。どっちとも見せ場あり。アブルッチは唯一のプロ宇宙飛行士で破天荒なキャラが気に入りました。自称天才のギョロ目のやつがうざかったです。またリブタイラーの美しさも目を引くものがありました。離婚して子供にセールスマンのおじさんと呼ばれていた人が地味によくてちょっと感動しました。

映像的にはパリの街に隕石が落下してものすごい土煙があがるCMでみたシーンが印象に残ります。

 

昔から知っているSF映画でしたが20年以上の時を経てやっと見ることができました。