タイトルで想像がつくと思いますが隕石で地球滅亡系です。
アルマゲドン2007とは対照的で最初からシリアスな雰囲気です。
人類は隕石という脅威に対してロケットを飛ばして核爆弾を仕掛けて破壊したり、軌道をそらすというのがこれまでみた隕石映画でしたが、こちらは受け入れます。隕石を受け入れます。そのまま地球に落とします。
破壊すると破片が各地に散らばり地球全土レベルで津波等により壊滅するということになるという理由からアメリカで隕石を請け負うことになります。破壊せずに避難するというところがリアルです。実際に隕石が降ってきたらこうするしかないと思います。
作戦司令部での言い争い等で間をつないでいますが不思議と見ていられます。
最後将軍は逃げない道を選択、主人公たちも当初そのような雰囲気でしたが気が変わり最後の1機に上級国民特権で乗るというのはやや興ざめしました。ただただずるいです。
見どころは最後の隕石笑達のシーンですかね。ややチープ感のある演出ですが。
お涙頂戴要素もなく自然とは無慈悲なものというメッセージのせいか救いようも感動もないような話しでした。
しかし脚本は割としっかりしていますので意外と見れます。ただ、ネタ映画として突っ込みながら見るB級映画としては2007のほうに軍配があがるかと思います。