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基本的にネタバレ有りなのでご注意ください

【映画感想】ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル (2011)

2011年公開。ミッション・インポッシブルシリーズ4作目。

 

ドバイ、ブルジュ・ハリファのシーンは最初の見どころですね。サーバールームに潜入するためにビルの外側を吸引手袋いっちょで伝っていくシーンです。とてもインパクトある最初のシーンです。ここで後の見せ場になる砂嵐がちらっと見えます。

 

コンタクトレンズ型カメラにプリンター内蔵かばんを利用しての取引のトレースのシーンでのサイモンペッグの手品のようなダイヤの持ち去りもよく出来ていると思います。

そして砂嵐の中のチェイスシーンへとなだれ込みます。レア・セドゥ戦からとてもテンポよく進んでいきます。

中盤でジェレミレナーが素性を打ち明けます。レナー目線だとイーサンとジュリアはそれぞれ6人殺害した夫、殺された妻という認識ですがこれはラストへの伏線になっています。最初見た時はここでえ?イーサン6人殺した?は?ってなりましたが真相はラストで明かされてなるほどというオチになっていてうまくまとめられています。

 

コミカルなシーンもありレナーが担っています。成金のヒゲがポーラ・パットンの手にキスしようとしてビンタされるところも面白いです。テレビ局車で向かうシーンはちょっとワイルドスピードっぽいです。

最後のメカニックな立体駐車場での制御装置の入ったブリーフケースの奪い合いの死闘は見ごたえがあり、最後の最後まで予想できない展開が続きます。イーサンがミッション完了だ!とボタンを押しても無反応なのはちょっとかっこ悪く後日談でそこを仲間にもいじられていました。最後にブラント(レナー)を助けるベンジーサイモン・ペッグ)が無駄にかっこいいです。

 

最後はいいですね。ブラントに真実を打ち明けるシーンです。隠蔽工作を打ち明けたということでもう親友です。黒人のルーサーもちょっと出てきます。最後の遠くからジュリアを見つめるイーサンが印象に残りました。

 

期待を裏切らないアクションシリーズですね。