映画生活

基本的にネタバレ有りなのでご注意ください

【映画感想】エアフォース・ワン (1997)

1997年公開。

 

舞台はエアフォースワン(大統領専用機)。テロリストにエアフォースワンがハイジャックされるという物語です。

 

アメリカ大統領をハリソン・フォードが演じています。普通映画に出てくる大統領といえば上から命令するとか射殺されるとかそんなんですが、この映画の大統領は戦う大統領。スパイさながらの動きでテロリストをバンバンなぎ倒していきます。

 

テロリストの要求を飲んでロシアのとっ捕まってる将軍が釈放されます。その時に物凄い囚人からの歌で出てきますが、その後5分くらいであっさり射殺されてしまいなんだったのこいつ?ってなりました。

 

スパイ・アクションのようでもあり戦闘機関係の扱いはどこかSF映画を思わせるものがあります。CGのレベルも低く(当時としてはしょうがないですが)今見ると変な合成で笑っちゃいます。パラシュートで人質が空から飛んだりするシーンとか飛行機がハリソンの後方で爆発するシーンとか最後の救出機のワイヤーにしがみつくシーンとか。

 

演者ではゲイリー・オールドマンがよかったです。

 

今まで見たことがなかった己の肉体でテロリストと戦う大統領というのが新鮮でした。それにしてもエアフォースワンってこんな映画だったんですね。子供の頃に1990年代後半の映画CMを頻繁に流されていました。とは言え劇場には行かずそのCMだけがおとなになっても記憶として残っていて、その記憶の中の映画たちを今見るとあの時CMで見た映画はこんなんだったんだなぁと思います。そしてそういった宣伝先行の映画はアクション映画が多いので、当時の最先端の技術が使われていてそれは今見るとチープに映ってしまい失笑してしまう。映画はその時その時に見たほうがいいんでしょうね。やっぱり。