映画生活

基本的にネタバレ有りなのでご注意ください

【映画感想】ザ・コア (2003)

2003年公開。SF映画

 

地球に潜る方向性のアルマゲドンです。

止まってしまった地球の核の回転。再び回すためにその道の専門家がチームを組み地面に潜るための船を作り、クルーが乗り込み地面に潜っていきます。

作戦は核爆弾を爆発させて回転を取り戻すというものでしたが、トラブルにより作戦が実行不可能に。クルーと地上にいる司令部の意見は対立。クルーは残り新しい作戦を立てようとしますが、司令部はクルーには撤退させ、地震兵器でなんとかしようとします。なおこの地震兵器作戦、クルーは聞かされていませんでした。しかしクルーたちは多数決で新しい作戦を考えることにします。

地上にいるハッカーの青年はクルー側を応援していて、作戦を止めようとします。このままだとクルーたちは地震兵器に巻き込まれてしんでしまうからです。

青年はハッキングの必死にアクセスを試みますが失敗。しかしギリギリの所で作戦の阻止に成功します。

クルーたちは満身創痍の状態で仲間たちが次々に犠牲になっていくことでなんとかバトンをつないでいきます。

そして波紋を次から次へと起こすように複数の核爆弾を時間差で爆破してエネルギーを倍化して回転を取り戻す作戦ができます。

トラブルに見舞われつつもなんとかコアの回転を取り戻すことに成功。

最後は海底に取り残されてしまいますが、超音波でクジラを呼び寄せます。そのことにハッカーの青年が気づき主人公とヒロインは助け出されます。

 

例によって次から次へと犠牲になっていきます。アルマゲドンと違って見せ場のために主人公とヒロイン以外は一人ずつ犠牲になっていきます。

船長はあっさり死んでしまいましたが、爆弾の専門家、船を作った黒人、ポエム好きの3人は見せ場があります。なんとなくFF4のパロム、ポロム、ヤン、テラとか自己犠牲で死んでいったキャラを思い出しました。

 

ハッカーの青年の顔が特徴的で印象に残っています。地震兵器計画の実行でクルーの命が脅かされる時に泣きながら必死にハッキングを試みるシーンはよかったです。

 

ミッション成功シーンが地味でした。

最後に主人公とヒロインが二人きりになるシーンがありますがキスをしないのが意外でした。

 

とんでも映画ですが、地球滅亡系でアルマゲドン好きな方は見て損はないと思います。