映画生活

基本的にネタバレ有りなのでご注意ください

【映画感想】グレムリン (1984)

1984年の映画。

以前午後ローで見たことがありました。最初の中国人、ヒロインが可愛いこと、映画館を爆発させるとこの記憶はうっすらありました。

 

1,光が嫌い

2,水かけると増える

3,夜中に飯食うと蛹になって羽化したら凶暴化

 

という主な特徴をもつグレムリンという架空の生物をテーマにしたパニックホラー映画です。コメディの要素もあり暴徒化したグレムリンが人間の真似事をするというシーンがあります。

テーマは面白いです。水をかけると増えまくる危険生物がリアルで存在したらこの世はどうなってしまうんだろうと思いましたが光に弱いので意外とどうにかなるかも?とかウイルスのように自分のコピーを作るために無感情に活動する生命体だったらどうなるんだろう?というような想像が楽しいです。

 

 

笑いどころもあります。しかし全部死に直結するものなのでその笑いも不謹慎になってしまいます。

例えばディーグル夫人の死に方です。自宅階段手すりに設置された電動椅子が超スピードで階段を昇っていきそのまま窓から外に放り出されて即死します。絵的には笑えますが人死が出てます。皆から嫌われてるクソな人物ですけど雑に殺しすぎなんじゃないかと思いました。

ヒロインの身の上話に出てくるクリスマスの父親のトラウマもなんであんなのにしたんでしょう。煙突から落ちて首の骨を負って即死とか。どう反応すればいいのか困ります。

 

地味に伏線も張っていますが私にはわかりにくく感じました。ギズモが前半でテレビ番組を見ていたシーンとか主人公の家のオヤジが発明家で得体のしれない失敗作がグレムリン討伐に多少役に立ったりします。

全体的に感じるのが「警察仕事しろ」です。

 

最後は美談のような終わり方をしていますが、街一つ破壊しかけてあれはどうなのかと思いました。

 

ギズモに関してはかわいいというよりは、おっかなすぎという感想を持ちました。当時を知りませんがおしゃべりギズモとか発売されたんでしょうかね。