映画生活

基本的にネタバレ有りなのでご注意ください

【映画感想】リミットレス (2011)

2011年の映画。

 

頭の良くなる薬を飲んでひゃっほーする人の物語です。

最初は小説家になりたいと思っていました。そして薬のちからで編集者もびっくりする大作を仕上げます。うるさい大家の娘も薬の力で彼女の悩みを見抜いて解消させてあげてご褒美もゲットします。

それから小説家じゃなくてもいいじゃん。私には夢がある、ビックな夢が!ということになりその夢は何かはわかりませんが、取り敢えず金がなくては始まらないということで金を稼ぎまくります。しかし稼ぐスピードが遅いので、お金持ってる人に取り入って儲けようとします。

しかし副作用が出ます。記憶が飛ぶのです。しかしアルコールを摂取しないとかそういう対策もします。ただ付け焼き刃なのでまだまだわかりません。

200ドルで薬を開発する人を買収して頭の良くなる薬を量産したり、その薬をやばい連中がほしがったりとくすりの奪い合いや殺し合いもあります。薬を注射にして血に混ぜたほうが効果が持続するらしいです。悪いやつが殺し屋を雇って薬を独占したりとこのボスはやりたい放題です。やがて直接家に乗り込んできてそこで前述の殺し合いになります。主人公は死のう(冒頭)としますが、なんとか返り討ちにします。でも取り巻き二人が金庫をチェーンソーで開けようとしている時にボスの体から出る血を飲んで能力を取り戻すというのは面白いです。

取引相手のデニーロも薬の存在を知り、主人公のラボを潰そうとします。しかし、逆に脅してやって成敗して終わりです。

 

 

ラストは予見できませんでした。

普通に考えるとドラッグ中毒で死ぬか無残な廃人になるとかなんでしょうけど、絶頂のまま俺たちの冒険は続いていく的な終わり方をします。

 

は?と思いましたがこれはこれでありだと思います。

途中に薬なしで能力を維持できるような発言があったので、シラフのままで超人的能力をゲットできたのか、それとも薬をこれからも飲み続けていくというのかはわかりません。

この作品に出てくるのは超人薬です。昨日見たアップグレードはそれをチップで実現しています。どっちも面白かったです。やっぱり誰しもできることなら努力はすっ飛ばしたいと思いますし。

 

人生が変わる映画とかじゃないインスタントな映画ですが、割と面白かったです。