映画生活

基本的にネタバレ有りなのでご注意ください

【映画感想】10 クローバーフィールド・レーン (2016)

2016年の映画。

 

監禁系です。

とても面白かったです。

 

 

 

※以下ネタバレありです。

ネタバレとかレビューを事前に見るとこの映画はクソ映画になる可能性がありますのでまだ見てない人は読まないほうがいいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

見終わって冷静になってみるとデブのおっさんの行動が支離滅裂だったり、そんな装備で大丈夫?と問いたくなるような手作り防護スーツ、火炎瓶で空中巨大要塞のような生物を撃退とかツッコミどころも少なくないのですが、物語全体を通じての緊迫感は十分に伝わってきて展開に目が離せませんでした。おっさんがいい人なのか?悪い人なのか?何が目的なのか?表向き紳士的だけど下心はあるのか?外は本当にやばいのか?嘘なのか?それとも一部本当で一部嘘なのか?いろいろ気になって先が気になります。

 

でも鑑賞後冷静に評価すると微妙かもしれません。アマゾンのレビューでも3.5くらいで微妙でした。

ただ、リアルタイムで見ている時はスリリングでした。おっさんの話が本当なのか?基本嘘っぽいんですけど、顔の皮膚がただれた女性が窓の外から助けを求めるシーンから流れが変わります。

その後はボードゲームとかで遊んだり皆で楽しく暮らします。

ところがある日換気扇が壊れたことで流れが変わります。

 

天窓の内側からHELPと鋭利なものでつけられた傷が見つかります。結婚も付着しています。その鋭利なものはイヤリングっぽいです。もうひとりいるあんちゃんの話と照合するとおっさんは他人を自分の娘だと嘘をついてることが判明し、こりゃ黒だなと判断。防護服を影でこそこそ作っているのがバレ、あんちゃんはおっさんに射殺され何でも溶かす液体に漬けられて溶かされてしまいます。

その後防具服作成作業中に魂胆がバレてしまって、おっさんから逃げるためにひと立ち回り演じてなんとか脱出。

 

毒ガスもないみたい、な~んだ狂言だったんだ、あ、なんか空飛んでる、ヘリかな?あれ?様子がおかしいぞ?え?あれ?なんか近くの様子がおかしいぞ・・・となりエイリアンみたいなやつがいることが判明します。そのエイリアンの空中要塞から毒ガスを撒いたり家を破壊したり。おっさんの話が本当だったことが判明します。

しかし外出るまでで全体尺の5分の4くらい使っちゃってたのでこのエイリアン要塞はすぐに処られてます。ニュースでエイリアンたちと人類が今も戦っていて結構人類優勢だということがわかります。医療従事者とかが足りないらしくヒューストンに向かって終わりです。

 

私は一切のネタバレ、レビューなしで観ましたが、見てる最中は没頭できましたし面白かったです。前作のクローバーフィールドもなかなか面白かったですが、こちらも先が気になる監禁系でよかった。何度も早送りや最後の方のシーンを盗み見しようという衝動に駆られるほどスリリング。このシリーズはパラドクスという第三作もありますので次はそれを見てみようかと思います。今後も期待できるシリーズです。