2004年の映画。
シュレックとフィオナは両親(王と后)のもとに。
王はフィオナがもともと結婚するはずだった王子の母親に脅されます。
そしてシュレックの暗殺を殺し屋に依頼します。
しかしそれはネコでシュレックの仲間になります。
シュレックは自分の姿に原因があると思い願いを叶えてくれる魔法の薬剤師のところにいく旅に出るのでした。
盗み出した幸せの薬を飲むシュレック。これは飲むと相手にも効果を及ぼす薬です。
目覚めるとシュレックは美形の人間の男に。そのまえに薬を飲んだドンキーは白馬になってました。
真夜中の12時までにキスをすることで効果を維持できるそうです。
おばさんはそれを阻止しようとします。
王子チャーミング役の大塚明夫がシュレックのふりして関西弁しゃべる所面白いです。
おばさんにそそのかされてシュレックはまた凹みます。身を引こうとします。
おばさんは薬でフィオナにチャーミングを好きになるようにします。
しかし王様は断ります。
王様はおおばさんにかつて幸せにしてもらったことがありそれを弱みとして握られてるみたいです。
王様は結局乗せられてしまいます。
フィオナは薬を飲んでしまいますが訳ありです。
チャーミングとキスをするフィオナ。しかし正気です。
実は王様には両親が残っていて飲ませなかったのです。
最後におばさんはビームを放ちます。王様がかばい鎧に反射しておばさんを倒します。
ここで王様がもともとカエルで人間にしてもらうためにおばさんに頼ってそれが弱みだったことがわかります。
そして最後は怪物の姿になった時にキスをして終わりです。
「幸せの薬」が飲んでもいないフィオナに及ぶというのは文句のつけようがあるところですがまぁいいでしょう。
最後に王様がシュレックと同じ境遇だったのは気づきませんでした。あんなにシュレックを邪険に扱っていたわりに自分もそうだったなんて。
作品の主人公ですが王様も裏主人公なところがあります。
葛藤があり一時は悪に手を染めるも、最後の最後まで葛藤がありつつも最終的に自分より娘の幸せを優先して最後に自分のありのままの姿をカミングアウトする流れはまさに主人公クラスにドラマがあります。
そして后がシュレックに寛容だったのも最後に効いてきてます。
このシリーズは子供向けですが地味に脚本がうまいです。