2010年の映画。
シュレックシリーズ最終章。
子宝にも恵まれ幸せな一日を繰り返していくうちに、そのありがたみを忘れてしまい悪魔の契約書にサインをしてしまうところからストーリーははじまります。
ドラゴンボールのベジータのように怪物であることを忘れてしまった自分を取り戻したいと魔が差す日が一日はあるのかもしれません。そこを悪魔に狙われてしまいます。
パラレルワールドに迷い込み、歴史が違う世界に戸惑うシュレックがこの世界でのフィオナと出会います。
フィオナとキスをすればもとの世界に帰れますが、フィオナ側からしては???です。
フィオナとシュレックは交流を経ていい感じになります。
自分がフィオナとキスをすれば世界に戻れることを打ち明けてフィオナとキスをしますがそこには愛情がこもっていないので元の世界には戻れませんでした。
その後シュレックは自己犠牲で仲間を救ったりとフィオナに狙ってではなくいいところを見せます。
最後は1のオマージュになっていてフィオナをドラゴンの城から救うということが形を変えて行われます。
囚われのフィオナを救うというよりかはフィオナと協力してドラゴンを倒すということになります。
シュレックが悪魔の取引で悪魔に渡した一日はシュレックが生まれた日だったため、この一日が終わってしまえばシュレックは消えてしまいます。
シュレックは君ともう一度最初から恋に落ちられたから今日は最高だというようなことを言います。
そして消えそうなシュレックにフィオナは愛を伴ったキスをします。
そしたらパラレルワールドが崩壊しシュレックは元の世界にもどり日常のありがたみを噛みしめるのでした、という物語です。
シュレック最終章ですが、うまくまとめたなと思います。
1では怪物だったシュレックが愛を知り、2、3で愛を育み、子供ができて幸せになりました。
ストーリー自体は3でネタがつきていてどうするのかと思いきやこういう切り口で最終章を作ったのは面白かったです。
全体的なコメディの雰囲気は子供向けなんですが、内容は結構大人な感じです。
冷めきった夫婦に見せてみたいと思う映画です。