1995年の映画。
幽霊のキャスパー(12歳の人間だった)と女の子の交流を描きます。
CGのキャスパーが単純に可愛いです。
ストーリーはコメディーの勢いに任せています。人の命が軽く扱われていて(別に悪い意味ではないです)ドラゴンボールもびっくりです。
蘇る赤い液体なるものがでてきます。世界樹の葉やフェニックスの尾みたいなもんです。
このアイテムは最終的に蘇生一回分の容量しか残りません。つまり一人しか蘇らせることができなくなります。
キャスパーに使う予定でしたが、脚本の都合によりオヤジが飲んだくれて死んじゃってキャスパーは蘇生を愛する娘のオヤジに譲ります。
強欲な悪女が幽霊になる展開はびっくり。金庫の中の宝物を幽霊になってすり抜けて取ってから蘇るというとんでも作戦を立てたり、あっさり死んで幽霊になった悪女が未練なくて成仏して笑いましたし、このキャラはいいですね。
屋敷のギミックも子供心をくすぐります。
最後に亡き妻が唐突に出てきてキャスパーをシンデレラボーイにしたり(自己犠牲の見返り)、最後に夫と話したりやりたい放題の脚本です。
とは言え子供向けなのでいい意味でです。
全然OKです。
最後に人間のキャスパー役でファイナルディスティネーションのデボンサワが出てきました。
デボンサワはポストディカプリオと言われていた?くらいの美少年だったので周りの女の子が見とれていたのも納得です。