映画生活

基本的にネタバレ有りなのでご注意ください

【映画感想】暗殺者 (1995)

1995年の映画。

 

引退したがってる凄腕のおっさん殺し屋と世代交代を狙う野心家の若き暗殺者の攻防を描いた作品です。

重要なファイルデータの保存先がフロッピーなのが時代を感じます。

 

バンデラスはスタローンに対抗意識むき出しです。

そのためめっちゃ仲悪いです。特に若いバンデラスはすきあらばやる気まんまんです。

 

 

ひょんなことから暗殺者であるはずのスタローンがターゲット(ジュリアン・ムーア)をバンデラスから守ることになります。

 

 

バンデラスの演技がいいです。2丁拳銃かっこいい。実力もそれなりにあるんでしょうけどどこか抜けています。

若い頃のジュリアン・ムーアが出てますがあんまり可愛くありません(主観)。プエルト・リコに来てポニーテールになったら可愛くなりましたけど。

ジュリアン・ムーア社会保障番号がなく本名すら思い出せないという謎のハッカーで人生を変えたがっています。

屋根の上にあるライフルを取ろうとして手を滑らせて床をぶち破りそこにハマってしまったり銃を落として渡すところをミスしたりと彼女はギャグ要員なとこもあります。でもある意味リアルです。

 

スタローンも余裕があって渋いです。実力も一枚上手です。

親友を暗殺した過去をもつ設定で哀愁漂ってます。

 

二人の対決はいろいろあって欠陥建物が崩れ落ちてあっけなくバンデラスは自滅します。

 

最後に死んだはずの人間が出現してバンデラスを雇った黒幕だったことがわかります。

しかしバンデラスとの共闘でその黒幕もあっさり倒されます。スタローンは引退宣言をし、バンデラスにNo.1の座をくれてやります。彼も満足した・・・と思いきや油断させるための口実で背後を取られてしまいます。

最後はムーアのサングラスの反射で照準を合わせノールックショットで撃破。スタローンと彼女は特にキス等はしませんでしたが、二人で第二の人生を歩んでいく今後を想像させるENDです。

 

 

ラストが忙しいです。いろんなこと(ムーア、スタローン、バンデラス間での銃撃戦、バトルフィールドの廃墟化、黒幕登場、バンデラスとスタローン共闘、バンデラス黒幕にダメ押しの発砲、No.1交代、バンデラス裏切り、バンデラス撃破)が起こります。途中黒幕が水を差しますが終わってみればやっぱりスタローンVSバンデラスの直接対決でした。

 

THE普通でしたね。個人的な評価を言えば。でもなんだかんだで最後は良かったです。