映画生活

基本的にネタバレ有りなのでご注意ください

【映画感想】Vフォー・ヴェンデッタ (2005)

2005年の映画。

 

未来世界、ヒトラーみたいな人に支配されたロンドンが舞台です。

テロリスト「V」がそんな政府を打倒すべく暗躍、Xデーに国会議事堂を爆破するまでを描く物語です。

 

見ごたえがありました。

 

政府側がなんかクソなので、復讐する側のVが紳士的な口調だったり信念があったりしてVの最期は何か騙されてる気がしてならないなと思いながらジーンとしました。

政府はまさにアウシュビッツヒトラーが命令したようなことを未来世界でやっています。そして幹部は薬品で私腹を肥やしたりとやりたい放題。恐怖で民衆を支配していて真実は隠されているという腐った状態です。

そこに政府による「実験」の被験者で突然変異により超人となったVが復讐のためテロや実験に関わった関係者を暗殺していくのです。

超人と言っても弾丸は効きますので無敵じゃないです。

 

「復讐にとりつかれた私にハッピーエンドはない」「仮面の下にあるのは肉体ではない。そこにあるのは理念だ。理念は決して死なない」とかセリフがいちいち臭いですが一本気だし強いので割と絵になってます。

あと最後の小太刀二刀流の太刀の軌道の演出がかっこいいです。

 

ナタリーポートマンはヒロインです。Vの寵愛を受けるポジションです。Vのアジトから逃げ出したり、Vによって拷問生活を送って恐怖を克服するなどします。そして強くなります。いつVに愛の感情を抱いたのかなぜ抱いたのかはわかりませんでした。まぁ愛とはいつの間にか発生してるもんなんでしょうかね。

彼女は丸刈りになってもかわいかったのはすごいです。坊主で可愛いんだからもうなんでも可愛いです。

 

途中から面白そうな映画だなと思いましたが、やっぱり面白かったです。

個人的には結構いい映画だと思いました。