映画生活

基本的にネタバレ有りなのでご注意ください

【映画感想】クーデター (2015)

2015年の映画。

東南アジアの某国でクーデターに巻き込まれた家族が逃げ惑うという物語です。

主人公たちの目的は生きてこの国から脱出することです。

 

クーデターを起こす側が容赦なく無差別大量殺人を行います。戦車やヘリでも襲ってきます。捕虜にするとかいう概念はなさそうで見境なく皆殺しにします。民間人だろうがなんだろうがお構いなしです。ゾンビ映画のようですが人間なのでゾンビよりたちが悪いです。

 

家族が建物の屋上から別の屋上に飛び移るシーン。すごいヒヤヒヤしました。

奥さんが最初にためらうところとか、投げ飛ばされる長女が恐怖のあまり父親の体にしがみついて落っこちそうになったりする(ベルトを巻きつけて対策)ところとか思わずひぇ~って言ってしまいました。

 

正当防衛とは言え人殺しの現場を妻に目撃されるシーンはアングルも相まってうわぁ・・・と思いました。子どもたちが見なかったことが幸いです。

 

ブロスナンはいつ活躍するのかと思いきや後半で主人公一家が全滅しそうになった時に出てきました。ジェームズ・ボンドさながらの銃さばきで敵を倒します。イギリスのCIAかなにかか?というセリフもあります。

 

 

その後クーデターの原因はブロスナンの国が仕掛けたものであることが明かされ、クーデーターの戦士たちは自分の家族を守るためにやっているということがわかりますが、にしても残酷すぎやしないかと思います。平和な日本に住んでるのでそこのところはうまくイメージできてないですね。

 

最後はあと一歩で出られるというところでとっ捕まり、敵側は長女に父親を撃たせよういう舐めプをしたのが仇となり妻が背後からドスンという展開になります。

川で脱出したと思いきや隣国(ベトナム)入国できない?という事態になりますが、なんとか保護してくれました。

 

とりあえず長女が足をひっぱりすぎなのがイラッとしました。一人で勝手にプール行くわ、屋上で飛び移る時に父親もろとも落下しかけるし、父親が殺されそうなのを見て自分の感情そのままに犯人だらけのところに飛び出したり(これは結果オーライですが)と次女のほうがやらかさない分相対的に優秀です。顔はどちらもかわいいですけど。

 

ブロスナンは活躍したと思いきやその後は見せ場なく15分くらいで死んじゃう脇役でした。民間人があの戦場の中を家族の誰一人も犠牲にせずに生き延びたというのはありえないですが主人公補正なのでまぁいいでしょう。

 

ブロスナンがすぐ退場して肩透かしでしたが、最後まで飽きずにみることができました。なかなかの映画です。