映画生活

基本的にネタバレ有りなのでご注意ください

【映画感想】パニックルーム(2002)

2002年の映画。

ジョディ・フォスター主演。

 

中古のお屋敷を購入。入居したその夜に強盗に襲われる母娘の話です。

 

パニックルームという鉄壁のルームに逃げ込みます。

絶対に外側から入ってこれない部屋で監視カメラもあります。

 

犯人側も毒ガスで燻しだそうとしたり必死です。

母は換気口をダクトテープで塞いだり、娘のアイデアで隣家の窓ガラスにモールス信号を送ったりするも駄目です。

母の機転により一瞬だけ電話が繋がります。(有能な黒人にすぐ封じられます)

元夫に電話しました。

 

元夫がやってくるも、強盗にやられてしまいます。

 

やがて糖尿病の娘が低血糖になって注射を射たないと死んでしまうということになります。

 

インスリン注射を取りに部屋の外に出たところで、パニックルームの中には娘と強盗、外には母親という逆の状況になります。

 

いい強盗の黒人が注射を射って娘はことなきを得ますが、結果的に娘が人質に取られてるという状況になります。

 

そこに夫が通報した警察が来ます。あんなにきてほしかった警察ですが、娘が人質に取られてる手前、追い返さざるを得なくなります。

口八丁のほら話で撒きますが、優秀な警官は何か感づいている様子でした。

 

パニックルームの金庫から2200万ドル相当の債権を手に入れて逃げようとする犯人の二人。

 

防犯カメラをぶっ壊して刺客にひそんでいた母が奇襲を仕掛け娘を救います。

有能でいい人な黒人は外に逃げます。

一方悪い方の犯人はくたばっておらず、反撃に転じます。

胸騒ぎを感じた黒人は悪い方の犯人を射殺し一家を助けますが、そのせいで警察の包囲網から逃げ遅れてしまいます。

「善人はバカを見る。皮肉ね」というこないだ見た映画 NEXT(2007)のジュリアン・ムーアのセリフが頭をよぎりました。

 

最後は新しい物件を探す所で終わります。

 

 

名前は知っている映画でしたが見るのは初めてでした。

幽霊とかに襲われるホラー映画を想像していましたが、襲ってくるのは強盗でした。

パニックルームに閉じ込められるというのは面白かったです。

というかパニックルームという部屋を初めて知りました。

お屋敷や豪邸にはこんなもんがあるんですね。

 

パニックルームの中に屋敷中にしかけられた監視カメラの映像を見ることができるので、犯人たちの位置を把握した上で隙きをついて出て戻ってくるというようなことをする前半と、犯人がパニックルームの中、ジョディが外という状況のときは奇襲をしかけるためにカメラを破壊して位置を特定されまいとするのは面白いです。

あと元夫がおじいさんに見えました。年の差夫婦だったのかなと思いました。

 

なかなかの佳作でしたが仰天するような驚きのシーンとかがなかったためやや物足りなくも感じました。

アマゾンでいうと星4つくらいの映画です。