映画生活

基本的にネタバレ有りなのでご注意ください

【映画感想】交渉人(1998)

1998年の映画。

サミュエル・ジャクソン主演。

 

当時のテレビCMでIQ180の駆け引きとか宣伝されていた記憶がありますが、そこまでの駆け引きはありません。

 

存在は知っていましたが初見です。

 

凄腕の交渉人が主人公。

上層部の罠に嵌められ交渉される側(犯人的ポジション)になります。

主人公は人質にとります。目的は潔白の証明&黒幕を暴くことです。

同僚の中に汚職の犯人(複数人)が紛れ込んでいるという状況で、どうするのか?という物語です。

 

結構面白かったです。

物語の3分の2は立て籠もりパートなんですが飽きずに見られました。

アクションシーンも申し訳程度ですがあります。

警官を射殺した振りをするのは緊迫感を出すための演出だというのは見てる人は誰でも気づいてると思います。

 

いいとこまで行きますがもうだめだぁ~という窮地に陥ってからが面白かったです。

黒幕の検討はうすうす気づいていました。

やたら突入させる素振りをみせて黒幕を匂わせていたデヴィッド・モースは黒幕の部下って感じだったのでちょっと違うかなと思ってましたが、ただの真面目野郎でミスリード役でした。

黒幕は主犯格にふさわしい立場の人間でデヴィッド・モースよりしっくりきましたね個人的には。

 

やや長尺ですが最後の最後まで息切れせず走りきったというような映画です。