2005年の映画。
舞台は近未来世界です。
クローン人間(アグネイト)がオサレな刑務所みたいな施設から逃亡する話です。
アイランドというのは幸せの国でもなんでもなく死です。
本物の人がIPS細胞のようなビジネスをしている会社と契約して古くなったり機能を失ったりした臓器を入れ替えるためや、代理母出産をさせるためとかそういうクライアントの願いを叶えるためにビジネスとしてクローンを作っていたということです。これはクライアントには明かされず影でこそこそやっていました。悪徳企業です。
アイランド行きに当選=死ということを理解した主人公は彼女と一緒に逃亡し、最終的にその悪徳企業をやっつけるという話です。
悪徳企業を悪徳企業だと知らされてない本物が殺されてしまったのはなんかかわいそうでした。最初はよさそうなやつだっただけに。
アクションパートははちゃめちゃで結構面白かったです。
もうちょい掘り下げればインスタントなエンターテイメントで終わらず深いテーマ性を持つ映画にできたんじゃないかというような感じはしましたが、あくまでアクション映画なんでここのへんが落とし所なんでしょうね。