映画生活

基本的にネタバレ有りなのでご注意ください

【映画感想】ランボー 最後の戦場 特別編 (2008)

2008年の映画。

ランボーシリーズ第4弾。

 

NGOの連中にイラッとしました。

嫌がるランボーを無理やり巻き込んでおいて何かと文句をつけます。

敵の兵隊に見つかり殺されそうになったところを正当防衛でランボーが敵を撃ち助けたときも、どんな理由があっても人を殺すことは許されないとか平和ボケをかまします。ランボーが助けなかったら仏になってるくせに。女も女で口だけに思えました。女は死ぬまで性奴隷にされると言われてもピンときてないようです。

 

迫害されている人たちを助けようとする心は尊いと思います。でも自分の身を危険にさらしてまで見ず知らずの他人を助けるという精神が私にはピンときません。なので悪く言えばNGOに人たちは自己犠牲精神に自己陶酔している節さえあるなと感じました。自分に限ってはきっと死なないだろうというような甘い考えにイラッときました。当人は甘い考えじゃないのかもしれませんが、ランボーの過去との対比で甘く見えます。

まぁでも一番のクソは加害者側であってそいつらが倒されるのがベストなわけです。

 

 

 

ランボーは若い頃よりも肉体的には衰えているものの、知識面や金属加工技術では勝っています。というか肉体的な衰えはそこまで感じませんでしたが。

 

ランボーの醍醐味である弓矢やゲリラ戦も健在で不発弾にトラップを仕掛けて全力ダッシュして爆発させるシーンは印象的。そこから戦争になっていきます。少人数で軍隊とやりあってピンチという時に反乱部族の援軍がやってきてクライマックスへ。ランボーはマシンガンをぶっ放しまくります。もうそのころには冒頭のイライラもどっかに行ってしまいました。

 

この『最後の戦場』は20年ぶりの新作(当時)でしたが、ダイハード4.0(こちらも12年ぶりくらいの新作(当時))よりも「らしさ」が残っていて個人的には結構よかったです。

 

なんだかんだでランボーはいいですね。

ランボー最終章・ラスト・ブラッドも公開中です(一番最初のランボーの原題ってファースト・ブラッドっていうんですね)。