2018年のSF映画です。
ナタリーポートマン主演。
地球侵略系です。
女性だけの小隊というのが斬新かもしれません。
地球上のある領域に地球外生命体がやってきて調査するという話です。
そこの動物や植物は突然変異してしたりします。サメの歯の特徴をもつワニが出てきます。
ネタバレすると一気につまらなくなる映画ですね。
何が起きているのかわからないというのがまずあって、手探りで徐々にゆっくりと手探りで真実を探っていく感じの映画です。なので何が起きているのがあらかじめわかっちゃうとつまらなく感じるかと思います。
また、世界観への没入と、映画のペースに合わせられるかがこの映画を楽しむキーになると思います。動ではなく静よりです。
世界観に入っていけないとおそらくすべて(脚本、映像)が陳腐に感じると思いますし、展開を急く人には展開の遅さを退屈に感じる人がいると思います。
個人的には没入感を削いでくる要因として多すぎる夫との回想シーンというのがありました。不倫相手とのエロシーンもあり私的にはカット対象なので邪魔でした。私にはわかりませんがこっちもひとつのテーマなのではしょるわけにはいかなかったのかもしれませんが、ちょいちょいそういうシーンが挿入されて鬱陶しいなぁと思いました。
そんな没入感の犠牲があってもラストでひっくり返してくれればいいんですが、ラストを見るに別に・・・という感じで、劇中度々挿入されるエロシーンに必須感を見いだせませんでした。
動を求めると駄作、静な見方をすると良作という感じの賛否両論が激しそうな映画だなぁと思いました。
トータルでは凡作ですかね。ナタリー主演じゃなかったら目も当てられなかったのではないかとも正直思いました。