2016年の戦争映画。
沖縄戦を描いた映画。
主人公は銃を持たない衛生兵です。
アンドリューガーフィールド主演。
感想はとてもよかったです。
日本とアメリカの戦争をアメリカ人視点で描いているため日本人だからう～ん・・・などとか考えたら負けです。
戦争描写にとても引き込まれそのまま最後まで見てしまいました。
それにしてもこんなかっこいい衛生兵を見たのは初めてです。
崖の上から崖下にロープで負傷兵（たまに敵軍のもいる）をめちゃくちゃ助ける。しかも日本兵に見つからないように。もう無理ゲーです。それをやってのけるんだからかっこよすぎです。
エピソードでは中盤アル中のクソお父さんが息子を兵士にするためにいいとこみせるとこがいいです。
映像では戦争描写が生々しくてあっという間に人間が肉の塊にあったり現実の容赦なさをあっさり塩味で描いています。
地雷で足がぐちゃぐちゃになっている人も少なくなく、ちぎれた人間の上半身を盾にして銃をぶっぱなす描写もあります。
描写はとにかくグロいです。ただそのグロさが物語への没入度をアップさせていることもまた事実です。
ラストの日本兵のボスの自害も切腹だけかと思いきや首切りもでWかよと思いました。
戦争パートは３ラウンドあり（１ラウンド目はBGMなし効果音のみの演出）それぞれのラウンドで人が死にまくるので胸が苦しくなりました。ラウンドが終わってつかの間の休息の後にまた殺し合い・・・なので精神的にややきついです。でも最後まで見てよかったです。
