2005年の映画。
さよなら、魚をくれてありがとう
という歌がまず耳に残りました。
おバカコメディー時々哲学という感じの映画です。
冒頭に地球外生命体が侵略してきます。
普通の映画ですとそいつらを科学力だかなんだかを使って撃退しますが、あっさり地球が破壊されちゃいます。そこから銀河ヒッチハイク的なことになります。
賛否両論が激しいんじゃないかというのが観終わって思った感想です。
私もつまらないなと中盤くらいまでは思っていました。
ただ後半からこの映画のノリに寄り添った結果スルメ系なのでは?と思うようになりました。
原作があるそうですので原作を知っているとまた違うかと思います。
この映画、一見B級のためCG代はケチられる運命にありそうなもんですが、この映画はB級を装った高予算映画っぽいのかCGのレベルはかなり高く特にバックアップの地球がでてくる下りあたりのCGはとてもきれいでハッとしました。
哲学の要素もあるので常識の範囲外の発想が出てくるのが小気味よいです。
陰キャのロボットと分からず屋に価値観を伝える銃がクライマックスで活躍するのなるほどねと思いました。
1回観ただけじゃ全然監督の意向を掬えてないなと思う映画でもありました。
手放しでおすすめできませんが、かなり独自色の強い映画のため人を選ぶけれども個性爆発で「ありがちじゃない」映画でした。