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基本的にネタバレ有りなのでご注意ください

【映画感想】ゲットバック -人質奪還-(2016)

2016年の映画。

ジャンルはアクションです。

 

 

FBI捜査官が主人公。証人保護プログラムで娘と隠れ住んでます。そこに強盗がやってきて返り討ちに。それがニュースになり、因縁の悪の組織の親分に知られることに。

親分とFBI捜査官は義理の父子の関係。潜入捜査中にボスの娘と恋に落ち、娘が生まれた。ヤクザのボスにとっては主人公の娘は唯一の肉親である孫なのだ。

ボスの娘は主人公をかばって死亡。ボスはそれ以来娘婿を殺そうと行方を追っていた。また孫をゲットしようともする。

そのため伝説の殺し屋を雇い主人公はその殺し屋に執拗に追いつめられる・・・というのが大筋です。

 

 

よくある設定のアクション映画です。ただプロレス団体が作っているらしくアクションの迫力はなかなかの出来です。バク宙キックで敵を海に叩き落とすとかやります。肉弾戦のみならずオーソドクスな銃撃戦ももちろんあります。

 

見どころは殺し屋です。主人公よりもそれなりに強いですが、殺し屋はそれ以上。主人公がスピード型だとすると殺し屋はパワー型に描かれていて防御力も並外れています。序盤は直接ぶつかることなく、チェイスがメインです。追っ手の殺し屋をうまく煙に巻く主人公と取り逃がしてクソ!となる殺し屋。後半は主人公の相棒も加わっての銃撃戦や肉弾戦の直接対決などのガチバトルに移行します。

 

あんなに何回も戦った殺し屋との決着が淡白だったり、ボスの戦闘能力が雑魚以下だったりと肝心なところが拍子抜けなのが残念でしたが、メインのアクションの質は平均以上で見応え充分。そんな映画でした。