映画生活

基本的にネタバレ有りなのでご注意ください

【映画感想】ウルフ・オブ・ウォールストリート (2013)

2013年。

ディカプリオ主演。スコセッシ監督。

 

 

実話ベースの映画、クズ株をバカに売りつけて大金持ちになった男の物語です。

金に物を言わせてどんちゃん騒ぎします。周りもクソ野郎揃いでクソなことしまくりです。

 

1代で億万長者になり秒速で1億くらい稼ぎそうな主人公ベルフォートをディカプリオが熱演しています。熱がこもりすぎて熱暴走したようなインパクトあるはっちゃけまくりのエネルギッシュな演技が清々しいです。絵面はアホなのに無駄にエネルギッシュなため仕事する元気が湧いてきます。

 

映像的にはスッポンポンのおねーちゃんは平然とそこらにいてラリって猿のようにファックするシーンのオンパレードで子供にはとても見せられません。隙あらば登場人物は腰をフリフリしているような映画ですので。

上映時間3時間と長め。なので前半はまだ半分もいってねーのかよと思いながら見てました。ですが後半にもなるとこの映画のノリにも免疫ができてきて楽しくなってきました。

後半でディカブリオのラリが極まって頭がおかしくなるシーン(ポパイがTVで流れてるシーン)はレオ様の怪演っぷりがツボに嵌り笑いが止まりませんでした。電話線でぐるぐる巻きになったり、高級車がメッタメタになるとこです。

タイタニックのパロディもあり。

 

全編に渡りアホでバカでファッキンでくだらないんですが面白いです。とにかく勢い任せにぶん回すような映画。やってることは法律違反だし裏山けしからんことなんだけど鑑賞後妙に清々しい爽快感を感じました。

 

なお、ラストシーンに出てきた司会者がベルフォート本人だそうです。

 

いや~でもこの映画は賛否が分かれるでしょうねぇ。

下品だし、卑猥だし、真面目な人が見るとけしからん的なことになり駄作認定されるかも。私もそっち比較的そっち方面の人間ですが後半は受け入れ楽しむことができました。