2016年のSF映画。
ジェニファーローレンス主演。
別の星に移住する宇宙船ができてるようなテクノロジーの未来の話です。
そんな宇宙船に乗り込んだ人々がコールドスリープで冬眠しています。
しかし機器の故障により到着前にうっかり起きてしまった男が。
到着は90年後です。また冬眠し直すこともできません。
ずっとここで一人で暮らすのか・・・絶望です。
宇宙でひとりぼっちに。
酒場のバーテンロボの助言でこの絶望的な状況を楽しむ男。
一人レクリエーションをしてそれなりにエンジョイしますがやっぱり一人じゃ寂しいです。
そしてついに前々から気になってた普通に冬眠してる女を葛藤しながらも起こしてしまいます。
このままでは寂しくて死んでしまうくらい追い詰められていました。
男は何も知らない彼女に自分が解凍したことを黙って行動をともにします。
宇宙船の中でお互いにやることもないので遊んだりデートしたりしていうちに徐々に距離を詰めていきついに恋仲に。
しかし口の軽いバーテンロボに秘密をバラされ険悪に。
女は怒り狂い、口も聞かないような展開に。
そんな折り、また一人機器の故障により男が目覚めました。
その男は病を患っていてまもなく死んでしまいます。
その後宇宙船全体が故障しそうになるもなんとかなります。
さて最後の結末は?というようなストーリーです。
感想はとてもわかりやすい映画だと思いました。
見終わったあとにわりとかんたんに人に説明できるので。
映像はいいですね。ただ面白いことがあまり起きないため冗長さを感じます。シンプルでゆったりな宇宙船の雰囲気が好きな人はそこはむしろプラスポイントかも。
終盤で宇宙船が壊れるピンチになります。アルマゲドンとかザ・コアとかの映画なら次々と犠牲が出る頃合いになってくるところで犠牲がぽっと出のフィッシュバーン(ある種邪魔者)で男女はいろいろがんばって無事なところに若干ご都合主義を感じました。まぁ登場人物も2,3人だしメインテーマは恋愛っぽいのでそこにツッコミをいれるのは野暮っちゃ野暮ですが。
最後はなんだかんだでハッピーエンドです。
面白いのは男が女を起こさなかったら男はフィッシュバーンのIDを使ってもしかしたら最後助かっていたっぽい点です。そうとは限りませんし、結果論ですが。
でもそうすると男女の恋とかのイベントは一切なしになりますね。