映画生活

基本的にネタバレ有りなのでご注意ください

【映画感想】ホワイトハウス・ダウン(2013)

2013年のアクション映画。

 

ダイハード1~4.0を混ぜ合わせてホワイトハウス仕様にしたような映画です。

これは皮肉ではなくアクション映画として外せない要素をたっぷり盛り込んでいるため普通に面白いです。

 

全編基本シリアスですが主役と大統領が車で逃げてロケランを発射するところ等コメディーチックな演出のパートもありメリハリをつけようとする意思を感じます。それ以外にもちょいちょいコメディーなセリフが散りばめられてアクセントになっています。

 

 

ストーリー展開もスピーディーで後半には大統領が死んで(実は死んでない)副大統領が大統領に昇格したと思いきや彼の乗る飛行機がミサイルで撃墜され死亡、また繰り上がりで下院議長が大統領になりホワイトハウス空爆命令が出されちゃったりします。ホワイトハウスには主役と人質(娘込み)、大統領(最初の)がいてそれまでに決着をつけるということになりますが、主人公は娘が人質に取られてピンチという中ラスボスを倒して娘を救出してホワイトハウスからも脱出しなきゃいけないなど終盤は大変忙しくなります。

 

敵側は烏合の衆で一枚岩でなくそれが後々命取りになりますが、優秀なハッカーがいてハッキングでミサイル発射権限を奪われたりとなかなかやります。

ラスボスもシークレットサービスのリーダーというだけあって初老なのにかなり強くしかもタフでだいぶ粘ってきます。

黒幕もいます。びっくりするような人物ではありませんが、最後までストーリーに油断がなく脚本に熱を感じます。

 

主役と相棒(大統領)は微妙でした。主役はぱっとしませんし、大統領は若すぎで貫禄ありません。ですがストーリー展開が忙しくアクション映画のツボもしっかり抑えられているので私は結構楽しめました。