2002年。
エディーマーフィー主演。
2087年が舞台のSFコメディー。
ながら見で最後付近まで見ては戻るということを5回くらいやった映画です。緊張感とか先が気になるとかいうのは一切ないのでついついながら見になってしまうのです。
主人公たちが陽気なのがいいですね。自分でも主人公の生い立ちとかよくわかっていないんですが、エディーマーフィーの顔と下條アトムの吹き替えを見ているだけで気持ちがウキウキします。
ヒロインも小うるさかったりヒステリックな感じもなくいい意味で癖がないため苛つきません。
そして最も良かったのはランディ・クエイド演じるブルーノというロボット。このロボのキャラまぁなんともチャーミングでかなり好きになってしまいました。
シーンではブルーノが両手にエディー・マーフィーとヒロインを抱えて月の上で凍ったところにスベロパリパ!スベロパリパ!みたいな元気なBGMを流してる車の運転手がそれを見つけるシーンはシュールで良かったですね。
最後もハッピーエンド。こうでなくっちゃね!
すべてが予定調和であっとなったりおっとなったりすることはないと思いますが全体的な雰囲気はいいし、キャラもいいので個人的には作業用BGMに半分なりつつも結構好きな映画となりました。
舞台の雰囲気とかはなんとなくトータル・リコール(シュワちゃん)っぽいなと思いました。
そんな1990年代のおもしろSF映画の雰囲気が漂っていたので2002年の映画だと知ったときに逆に驚きました。