映画生活

基本的にネタバレ有りなのでご注意ください

【映画感想】サイレント・ワールド(2004)

2004年。

パニック氷結アクションです。

地球滅亡系のB級映画

 

巨大彗星が地球に衝突し40億人の人が亡くなってから三年。氷河期を迎えた地球で生き残った人々はモロッコで生存の道を模索していました。ある時三年前に失われたはずの発電衛星が突然起動、制御装置のあるベルリンに生存者がいるのではないかと調査を軍人、科学者の混成チームを派遣。トム・パーカーは生き別れた妻子を探すためにチームに参加。しかしベルリンで待ち受けていたのは思わぬ事態だった・・・という物語です。

 

 

感想は微妙でした。

大部分が吹雪吹き荒れる寒冷地帯での銃撃戦です。そんなありきたりの銃撃戦よりも地球が凍ってしまったというこの非常事態に目を向けてほしかったです。

 

面白かったのはラスボスです。女性なんですけど名誉、支配欲に取り憑かれて悪魔になって躊躇なく人を撃ちます。主人公によって階下に叩き落されるも生命力はしぶとくまだ生きており、再び襲いかかったり、幼女を人質にとったりします(ワンちゃんが助けてくれます)。

久々に清々しい女性の悪人キャラを見たのでそこが意外と印象に残りました。

 

CGはB級映画特有のしょぼいもので脚本もご都合主義の塊のような荒削りなもののため人死が出てもなんとも思いません。

 

他に見るべき映画は山程あると思いますので、ながら見用ですかね。

好きな人はすいません。いるかどうかわかりませんが。