映画生活

基本的にネタバレ有りなのでご注意ください

【映画感想】ザ・シークレットマン(2017)

2017年。


リーアム・ニーソン主演。

実話系です。

 

ウォーターゲート事件より始まるニクソン政権とそれに立ち向かうFBI副長官とFBIの人たちとの情報戦を描いた映画です。

 

なのでウォーターゲート事件やその周辺知識があったほうが良いです。私は全く興味がなかったので事前にウォーターゲート事件についてググることで自分の中のウォーターゲート事件への興味を意図的に掻き立てました。

 

アメリカ議会には民主党共和党という大きな2つの党があって、ニクソン政権は共和党。ある日民主党ウォーターゲートビルに盗聴器が仕掛けられて犯人たちが逮捕。その犯人の一部が共和党側の人間だった、というのがウォーターゲート事件(多分)。

 

この映画はそのウォーターゲート事件そのものだけじゃなく、その事件が起きてからの大きな2つのグループの対決を描いています。その2つのグループというのはニクソン政権とFBIです。ニクソン政権はウォーター事件の捜査時間制限や打ち切り、もみ消しやら圧力やらをFBIにかけてきます。

 

主人公のフェルトFBI副長官は新聞記者とかを駆使して政権の闇を暴き最終的にニクソン大統領を辞任させるという物語です。
ついでに家出娘も探してます。


まず前提知識とか興味がないと結構つらいかなぁと思いました。扱ってるテーマが昔アメリカで起きた政治スキャンダルですし、私は日本の政治にも興味がないので、興味の引っ掛かりとしてググってそれなりに興味を持てました。興味だけじゃなく知識最低限あったほうがすっと頭に入ってくると思います。

 

ウォーターゲート事件前後のニクソン政権とFBI(本来独立)の裏での癒着のようなバックグラウンド知識もある程度必要に思いましたが、そこらへんは映画を見ているうちになんとなくそういうもんなんだとわかっていきますのでそこまで入念な予習は必要ないように思いました。

 

興味のない分野の映画でしたが、幸い私はググることで多少の興味を得て、また最低限の前提知識を仕入れることで割と楽しむことができました。