1997年。
モーガンフリーマン主演。
銘のナオミをシリアルキラーに誘拐された武闘派の心理学者アレックス(モーガン・フリーマン)が主役。
ヒロイン兼相棒ポジションのアシュレー・ジャドは犯人に狙われ襲われ監禁までされますが自力で逃げ出します。ここらへんまでが前半です。
後半は犯人探しも佳境に入りますが、この映画犯人がすぐにわかっちゃいます。小説とか漫画なら起こり得ないことですが映画は音声もあるため「声」でわかっちゃいます。
この映画には二人の猟奇的殺人犯が出てくるんですが、この二人が対話するシーンがあります。一方はネタバラシされていて姿を見せていますが、もうひとりは声だけで姿はありません。
しかしその声の主の音声が加工されずそのまま流していていてつまり地声なため犯人がすぐにわかっちゃうんです。
これは致命的だと思いました。
反則ですがコナンみたいに犯人の声をボイスチェンジャーで加工したほうがよかったのでは?と思います。
これは致命的だと思います。
映画の製作者は日本語吹き替えの人はこれやっちゃまずいとか思わなかったんですかね。
途中まではそこそこ面白かったんですがそこがあまりにもアレで興醒めしてしまいました。
ただの最後のガスが充満していて銃が使えない状態で牛乳越しに発泡するシーンはなるほどと思いました。リアルでうまくいくのかわかりませんが。
犯人候補者は変態だったり以上殺人鬼だったりして発言やシーンもアレですが、まぁそこはOKです。
犯人バレバレなのが致命的でしたが終わってみれば普通かなという印象の映画でした。