1991年。
暗殺者としての訓練、最終テストまでが前半、自由の身になってからが後半になります。
当初はニキータのお転婆っぷりが良かったです。刑事の手にペンぶっ刺したりします。
20歳、23歳と成長していき、支配欲の強いボブと割といい感じになります。
その後自由の身(暗殺者としての仕事はしますが)になってからマルコという無償の愛をニキータに提供する男が現れ獣から女に変わっていきます。
ずっと通しで見ていてすごいと思ったのはニキータがどんどん女性らしく綺麗になっていくということです。
もちろん化粧の影響もありますが前半の粗野なときにも化粧はしていました。その時の印象は馬子にも衣装的なものを感じましたが、後半マルコと接していく内にどんどん綺麗になっていって、なにが原因でこんなに綺麗に見えるんだろう?と思ったらそれって表情なんじゃないかと思いました。マルコと出会ってからのニキータは性格も温厚、柔和になり、当初の尖りっぷりはなりを潜め、丸くなりました。
そこを私はなんかつまらないな・・ありきたりだな・・と思ってしまいました。しかし後半のニキータの仕事っぷりはさんざんでしたね。いろんなことを考えたり恐れたりして全然集中できてませんでした。
ラストはなんかいまいちでした。
個人的には前半の方がワクワクした映画でした。