映画生活

基本的にネタバレ有りなのでご注意ください

【映画感想】ブラック・クランズマン(2018)

2018年。

 

白人至上主義団体KKKクー・クラックス・クラン)を潜入捜査する刑事2人を描いた物語です。

主演はデンゼル・ワシントンの息子(ジョン・デヴィッド・ワシントン)とキアヌ・リーブスになんとなく似てる?人(アダム・ドライバー)です。

 

アダム・ドライバーさん、顔は知っていましたが最近のスターウォーズは見ていないため演技を見るのはなにげにこの作品が初めてでした。キアヌの画像をネットで見ている時にこのひとが何故か出てきてその時に知ったんですけど、演技しているところを見るとクールでなかなかかっこいいですね。長身(189cm)ですし。

 

この映画の内容はKKKに潜入して陰謀を暴くのがメインです。黒人警官は電話担当、内部潜入役はユダヤ人警官という表裏一体のコンビで組織の内情を徐々に探っていくという感じです。

こう書くとシリアス系っぽく思われるかも知れませんが、コメディーパートも結構あり、シリアスとのバランスは良さげです。

KKKのトップの人と電話している時にトップの人が電話の向こうの人は黒人なのに、素晴らしい白人の喋り方だ・・・みたいな見当違いなことをさんざん並べて、黒人刑事の同僚が吹き出してる所は面白かったです。まぁベタですが。

これも伏線の一つで最後の最後でネタバラシしてスッキリします。

 

組織の中で最初から主人公を怪しんでいる奴もいて、終盤で見事にバレますがタイミングとかもあり、組織全員に伝わることはなくそのままクライマックスになだれ込み、デブ女の野望は阻止されます(主人公が好きな女の家爆破計画)。

 

正直見ていて全体的に退屈感を感じました。ノンストップみたいな感じじゃなく、じわじわ系です。ゲームで言うとメタルギアシリーズの様な感じ。何回か組織にバレそうになる(嘘発見器にかけられそうになったり)んだけどお互いにサポートしあってギリ回避していきます。いつバレるかハラハラというのを制作側は想定していたのかもしれませんが、そんなにハラハラはしなかったです。そこが退屈に感じた原因かもしれません。