映画生活

基本的にネタバレ有りなのでご注意ください

【映画感想】ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク(1997)

1997年。

1993年のジュラシックパークの続編。

 

前作に続き恐竜がわんさか出てきます。

前作に出てきた人たち+新キャラというパーティー構成です。

しかし新キャラのサラ、ニックあたり癌です。キャラクターにストレスを感じる人は少なくないと思います。

 

サラは更に花より男子の中島海のような邪悪な天然性を秘めているので余計質悪いです。

 

そういう天然バカが物語をかき乱しその煽りでまともでいい人キャラが犠牲となり張本人のバカに限って生き残るというそりゃないわ・・・な展開に唖然としました。でもある意味世の中こんなもんだよなというある種の諦めすら感じました。

映画の中ではいらん理不尽な現実を持ち込まないでほしいと思います。いい人、頑張った人は報われて、和を乱した人、悪い人には相応の天誅が下ってほしい。

 

そしてそういうバカは主人公の右腕だったりと近いところにいるので主人公補正の恩恵に預かり前述の不思議なほどに死なないご都合主義の温床となります。

今作のサラもそうでモブキャラに甘んじている人たちは一気に体を食いちぎられあの世に持っていかれるのに主人公パーティードラクエでいうところのメンバー4人みたいな感じの人達)はかすり傷程度の怪我しか負わないし、恐竜の小さめのやつは蹴り飛ばしたりしてるシーンもありました。

 

シーンといえば崖際でトラックが落ちそうになるシーン、たしかに緊迫感あるシーんだと思いますが微妙に尺が長すぎな気もしました(いい人は恐竜に食べられちゃいました)。

 

ということなので、後味の悪いエンドでした。前作のジュラシックパークのエンドはとてもよかった(スッキリした)だけにこいつぁ駄作だなぁと見終わった後に思ってしまいました。