映画生活

基本的にネタバレ有りなのでご注意ください

【映画感想】マン・オブ・スティール(2013)

2013年。

 

DCコミック原作、スーパーマン誕生の映画です。

 

内容は宇宙のとある星から地球に赤ん坊の時に送られた子供がアメリカで育って33年隠してきた正体がバレてスーパーパワーで同胞の悪いやつらをやっつけるという単純なものです。

脇を固めるキャストは割と豪華でグラディエーターを彷彿とさせる衣装のラッセル・クロウ、地球の両親でケビン・コスナーダイアン・レイン、編集長役でローレンス・フィッシュバーンなんかが出演しています。

 

率直な感想は地球侵略系の少年漫画っぽさ全開だということです。

設定はドラゴンボールに似てるなと思いました。地球育ちの異星人なとことか地球人のために戦うとか、ナッパとベジータが攻めてくる感じのストーリーですし。

そこに恋愛要素やドラゴンボールだと糞の役にも立たない一般人(の軍隊)と協力して敵の兵器を破壊したりします。

 

映像の迫力は超人同士の戦いということもあり振り切ってる感があります。派手さを演出するためかドラゴンボールだと人の迷惑のかからない荒野に移動してバトルすることが多いんですが、この映画は市街地のど真ん中でドンパチが繰り広げられ、街はド派手にぶっ壊れたり爆発したり炎上したりします。

 

普通に舞空術が使えるだけじゃなく宇宙空間でも活動OKというドラゴンボールキャラ以上の能力を持っています。感覚を操ったり、目から怪光線も出せます。

 

 

面白いかと言われれば正直微妙という面もあります。ドラゴンボールにワクワクできるならばOKかと思いますが、ストーリーは単純で主人公スペックの壊れっぷりがおかしいレベルなのでチートを使ってゲームしている時のようなつまらなさ成分の混入は避けられず、予定調和の塊とも言えるかもしれません。

 

ド派手なバトルにきゃっきゃできる人(子供とか)ならスーパーマンかっこいい!となるしストーリーの面白さを体験したい人に取っては微妙に映る、そんな感じの映画だと思いました。