2018年。
とある家族の物語。
最初血の繋がりのある家族だと思いました。
途中で虐待されている娘を拾って来てからも血の繋がりある家族+その娘という認識で見ていましたがどこか違和感を覚えるようになり最後にこの家族の真相が明かされ、後日談が入るという流れです。
捨てたものを拾っただけというのは昨今の児童虐待死等のニュースを見ると重い言葉に感じられます。ただそれは誘拐という刑法犯罪なのでその娘を救うためだとは言えやっちゃいけない。児童相談所に相談するという知恵もなさそうな人たちもいる。そういう人に拾われた子供は幸せそうな顔をしていました。
樹木希林が役をやっていたおばあちゃんが死んで生活保護の不正受給してそうな感じでしたが、ここも時事ネタがも元ネタでしょうか。
何気ないアウトロー一家の生活を描きつつも、絶対この人達なんか隠してるというサスペンス感、前述の社会問題ネタもテーマに入れていて割と面白かったです。
安藤サクラとリリー・フランキーのセミヌード、松岡茉優の水着と谷間や下着姿で怪しげな店で働く様子なんかも見れます。
しかし見終わった後になんかどんより感を感じずにはいられないというのも事実。
でもやっぱりなんだかんだいって面白かったです。