2012年。
スパイダーマンのリブート。
ストーリーはスパイダーマンになった青年がプライベートで育ての親の不幸や恋人とのいちゃいちゃなどを経て義賊みたいなことをします。ここは変態仮面と一緒です。それから頭がおかしくなった博士が怪獣に変身して街を破壊。毒なんかをまかれてさてどうなる?という流れです。
感想はアクション以外微妙でした。
アクションはサム・ライミ版よりCG、演出等アップしていると思います(サムライミ版を見たのが随分前なので正直記憶は曖昧)。いかにも今風な感じで単純にアクションの映像美はすごいなと思いました。
ただそれ以外のヒューマンドラマとかストーリー部分が微妙。全体的に駆け足で育ての親の死という人生史上稀に見るビッグイベントも10分後にはそんなことあったっけ?みたいなことになっていたような印象です。
スケジュールパンパンの添乗員同行の観光地ツアーのような慌ただしさを感じ余韻や咀嚼する時間に乏しいようにも感じました。
ストーリーも小学生でも思いつくようなものであってないようなものです。普通こういうアクションものはそういうなかでもヒューマンドラマやキャラの魅力で攻めるというのが城跡のように思いますが、キャラの魅力にも乏しくヒーローものとしても残念な感じです。
主人公のパーソナリティーというよりもCGをフル活用したアクションシーンでゴリ押ししているようにも感じられました。
ヒロインのエマ・ストーンはこの頃はまだ若くかわいかったです。