2014年。
舞台はNY。
主人公は結婚して40年くらいの老夫婦。モーガン・フリーマン、ダイアン・キートンが演じています。
家は気に入ってるんですけど、エレベーターがない物件のため年寄りにはキツイ。ということで家を売る決意をします。
個人的には微妙でした。
オチはタイトルから逆に想像がつきました。
結局売らないという・・・
正直、この老夫婦のために奔走した不動産屋の女性が気の毒と思いました。
この映画もまた見る人の世代によって印象は大きく違ってくるんじゃないかと思います。
比較的富裕な老夫婦の人が見るには興味もあることだし若い頃の回想シーンもあるので感情移入できるんじゃないかと思います。
モーガンフリーマンの役柄がちょっと印象に残りました。
老犬を100万払って手術するか、このまま安楽死させるかという議論になったときです。
ダイアン・キートンは100万払うといい、フリーマンは渋る。
でもいきなりかかってきた獣医からの電話でフリーマンが即決で手術やってくれ、いくらでも支払う、がんばってくれと言うシーンだったり、最後の若い黒人の容疑者を見て悟って今までの家売り活動をスパッとやめたり。
強引なんですけど妻からしたらケンカも多いけど頼りがいがあるという夫なんでしょうかね。
その強引さでこれまでの人生周囲に迷惑かけてきたんかなとも想像しました。
モーガンフリーマン、ダイアン・キートンという大御所二人のW主演ということで演技の安定性はパないです。
家を売りたいと思っている人、大切な何かを見失っている人、長年の夫婦等にオススメです。