映画生活

基本的にネタバレ有りなのでご注意ください

【映画感想】クリムゾン・リバー(2000)

2000年。

ジャン・レノ主演。

 

猟奇殺人犯系。

別々の事件を追っていた面識のない二人の刑事。中盤で出会い一緒に捜査していきます。

 

オチを知っているとストーリーの理解はかんたんかもしれませんが、初見だとちょっと何がなんだかわからない、そんな感じです。

 

目がくり抜かれた拷問されたと思われていた死体。後半ジャン・レノがむしろ治そうとしていたと言っていた意味がよくわかりませんでした。

 

舞台は純血主義の村。

大学の陰謀はナチス優生学みたいに超人作るために近親で交配させていったら血が濃くなり奇形が生まれ始めたらしく、それで別の村から赤ん坊をこっそりすり替えて外の血をこっそり入れて血を薄くして奇形誕生率を下げるとかそんな陰謀が行われている中で、その政策の犠牲になった二人が犯人。二人は大学側の秘密を暴くのが目的で刑事を動かして陰謀を暴かせようとした・・・こんな感じなんですかね。若干想像が入りますが。

 

ただ見終わった後に冷静に考えてみると、2体の死体が発見されたのはいずれも雪山で高いところと苦労して穴の中に入ってようやく発見できるところにあったんですが、そんなところに死体遺棄できる人物は登場人物では一人しかおらず、自動的にその人が犯人になるじゃん・・・ということになることに気づいてしまいました。

 

ただ仮に序盤でわかったとしても動機がわかりません。動機が明らかになるのは割と後半なんで。

 

個人的には微妙な印象のサスペンスでした。