2017年。
911直後が舞台の戦争映画です。
実話ベース。
911があり、極秘任務でタリバン掃討を命じられた部隊。現地に到着して5チームくらいいる中で主人公(大尉)のいるチームが選ばれます。
現地の将軍と仲良くなって協力してタリバンをぶっ潰すのがミッション。
その将軍は何度も修羅場を越えてきた人物で主人公が殺しをしたことがないことを見抜いたりします。
最初は協力とは言えないまでも、主人公は将軍からぶっきらぼうながらも現地流を学び取り互いに信頼を深めていきつつもいつ死ぬかわからない戦場で馬に乗り機関銃をぶっ放す・・・さて主人公たちは無事に生き残れるか?という流れです。
アメリカ人は死後より今が幸福だと思っている。でもタリバンの連中は死後に幸福が待っていると本気で信じているという現地の将軍の言葉で、ああだから自爆できるのかとちょっと納得しました。
将軍と出会いしばらくするとずっと戦争描写が続きます。ですが、12人誰ひとり欠けることなく帰還するというネタバレを見てしまったため、正直緊迫感は全然なかったです。誰も死なないのわかっちゃってるし。
仲間のうちの参謀ポジションのいいヤツが自爆に巻き込まれて大怪我を負いますが大丈夫だったようです。
最後は現地の将軍との絆はマックスとなりお互いを兄弟と呼ぶようにもなります。
この将軍との友情はぶっきらぼうながらも結構良かったですね。ありがちっちゃありがちですが。
完成度は高めですが、戦争映画なのに心に刺さるようなショッキングな場面に乏しい点に若干の物足りなさを感じました。
優等生というイメージ。