1993年。
ブルース・ウィリス主演。
猟奇殺人をテーマにした作品。
以前見た作品のはずですが覚えているのはタイトルだけで内容は何から何まで忘れてました。
主人公ウィリスが散々犯人は警察関係者と言うものの意外と候補者はいて全部フェイクのように見えます。こいつが犯人じゃ薄いなぁとか意外性のあるのがいないのです。
私はおじさん刑事の息子(弟)が犯人かなぁ強いて言えば、と思っていましたが表立って動きすぎてこいつもフェイクっぽい・・・ということで犯人の検討が全くついていない状態でずっと見てました。
実は日をまたいで見た作品のため、犯人のご尊顔を拝んだ時に、え?誰だっけこの人となりました。周囲の会話からああ・・・となりましたが確かにウィリスを恨む動機の最もある人物ということで納得しましたが、死んだことになっていたので犯人の候補者の中にすら入らず、そういった意味では自分の鈍感さは良い方向に働いたと思います。
自分にとっては思いもしない意外な犯人だったのでそれだけでこの作品の評価はあがるというものです。
それからは捉えられているところを逃げる→水上レース→線路上でバトル→橋の下の川でバトル→勝ったと思いきやスタンガンで襲ってくるも逆に返り討ち
犯人がわかってからがいろいろ忙しいです。
もう最後は犯人一家の殺し合いに巻き込まれる主人公と恋人(後の妻)とかもうカオスです。
ただ、中盤に中だるみを感じましたので、
最初
中盤のダイジェスト
最後
でOKな作品かもしれません。
ラスト、犯人役の役者さんの怪演が印象に残りました。
見終わってみると最後の緊迫感はなかなかサイコで良かったですし、物語の構造も若干の古典的古臭さを感じさせるものの割としっかり目に作られて好感が持てます。