1997年。
航空パニックです。
舞台は容疑者護送中の航空機。少人数の乗客も乗ってます。
容疑者は二人いて、一人がトイレ中に警官を撃ち殺し、それを止めるためにもう一人の容疑者レイ・リオッタが撃ち殺します。
レイ・リオッタいい人と思いきややっぱりヤバイやつなことが判明。もうこの時点で大体の乗客は死んでて主人公のスチュワーデスと犯人のレイ・リオッタだけに。
そしてそこに乱気流が起きてひっちゃかめっちゃかに。
レイ・リオッタの目的は飛行機墜落、スチュワーデスの目的は無事着陸。
レイ・リオッタは航空機の中で焚き火をして操縦室からシチュわーデスを燻しだそうとしたり言動がいちいちサイコ気質でぶっ飛んでます。
途中2回ほど襲いかかってくるレイ・リオッタを行動不能にしてその度にまた操縦室に戻ってきて管制官の指示に従い着陸を試むものの、レイ・リオッタが計器類をぶっ壊して自動操縦機能を停止させたりと妨害工作を仕掛けてきます。
このまま着陸するとやばいということでギリで再上昇。この時ホテルとかビルをの上らへんをぶっ壊します。その際に飛行機の車輪に車が挟まってしまったりします。
スチュワーデスが無理やり旋回して着陸を試みようとします。この時航空機の近くに戦闘機がいておえらいさんがあぶないからやばいことになる前に航空機を爆破しろと命令して更にスッチー大ピンチ。
しかし戦闘機パイロットの機転により、挟まった車を狙って無事に着陸できる準備が整ったと思いきやシャイニングばりにレイ・リオッタが操縦室のドアをオノで叩き壊して直接乗り込んできます。
そしてラストバトル。死刑廃止論者だったスッチーが気が変わったわと言ってレイリオッタを撃ち殺し着陸もうまく言ってめでたしめでたし・・・というストーリーです。
最初はいかにもB級なタイトルでストーリーからもB級臭がぷんぷんしましたがいざ歯車が回り始めるとレイ・リオッタの怪演やありえないとんでも行動も相まって映画の世界観に引きずり込まれ緊迫感が増していき、ねーよみたいなツッコミもありますがそういう粗はテンションの高まりとともにどうでもよくなり、思った以上に楽しめました。
タイトルはアレだけど意外と内容は面白かった、それが乱気流/タービュランスです。