1999年。
アシュレー・ジャド主演。
お金持ちの夫、子供、友達、何不自由ない生活を送っていた女性が夫殺しの無実の罪で投獄、仮出所してから真実を知るために夫、そして息子の行方を探すために奔走するという話です。
まず序盤からよくわからない点がありました。無実の罪であんなに簡単に刑務所入っちゃうの?と。まぁそんなもんだと思っていたら今度は夫が生きていた。ここでもそんなに簡単に別人として人生を生きれるの?と思いました。
途中でトミー・リー・ジョーンズが保護観察官として登場。行動を共にするもアシュレー・ジャドはトミー・リーから事あるごとに逃げ出して、追われる身に。
その間に手がかりをドンドン探っていく過程は結構テンポがよくて割と良かったです。
ただ、終盤夫を見つけ出し接触。その時に棺桶の中に閉じ込められるんですが、まずなぜ殺さないのか?さらになぜ拳銃をポケットに入れたままの状態で棺桶に閉じ込めたのか?がよくわかりませんでした。気づかなかったということにしておこうということでクライマックスへ。
必殺奥義「録音」で夫を追い詰めます。死んだ人を殺しても法的にOKという一事不再理の理論(一応伏線あり)で迫るも殺さず何故か反撃してピンチに。結果的に正当防衛で夫を射殺。真相がわかり無実の罪で刑務所に入れられていたということが認められ釈放とお金をゲット。息子にあって終わりというストーリーです。
感想は設定がなんかガタガタしてんな(向こうの司法制度はこうなのかもしれませんが)ということがまず思い浮かびます。とは言え中盤はなんだかんだで見させる力も映画にあります。
ストーリーに無理を感じつつも結果的にそこそこ楽しめてた自分がいる・・・それがダブル・ジョパディー。