2016年。
ハリーポッターの前日譚シリーズの第一弾のようです。
私自身ハリーポッターは20年くらい前に賢者の石を一回見ただけなんで世界観に馴染むのに努力を要しました。
それでもダンブルドアとかホグワーツとか知ってる単語がいくつかありました。
ストーリーは現実のアメリカとかイギリスを裏で魔法業界が支えてるみたいなそんな世界観。ってことはハリーポッターもそうなんでしょうね。
魔法動物がちょっとしたボタンの掛け違いのようなトラブルから脱走してそれを捕ま得るために奔走したり、主人公が偶然知り合った仲間たちと協力したり、悪の手先の陰謀で主人公がピンチになったり、オブスキュラスというダークパワーの持ち主の少年を黒幕が操ろうとしていたりと色々な出来事が起きます。
確かに起こっている出来事は多いんですけど、個人的には世界観に遅れを取っていたためかイマイチ事象が入ってこず、緊迫感を感じられずそれら全てが一種の形を変えた中だるみのように感じてしまったのが我ながら残念でした。
それといきなり出てきたジョニー・デップ。このキャラはハリーポッター本家では死の秘宝という物語も佳境に入る最終章で出てきた強力な魔法使いらしいんですけど、ググるまで知らなかったので、なんかジョニー・デップ出てきたけど誰なの?というのが正直なところでした。
もし本家等で元ネタを知っていたら、あ~!ってなるのかもしれませんね。
最後は一緒に頑張った仲間たちとの友情を全面に押し出したいんだなと言うのがミエミエなラスト。まぁファミリー向けなんでOKです。
気のいい中年太りが幸せになってよかったです。
ハリーポッターをろくに見ていない人は損をする、そんな映画がファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅・・かもしれません。