映画生活

基本的にネタバレ有りなのでご注意ください

【映画感想】武士の献立(2013)

2013年。

上戸彩高良健吾主演の時代劇。

 

前に武士の家計簿という作品を見ましたがそれはそろばんを武器に戦う経理武士を描いていましたが、こちらは料理武士を描いています。

 

お殿様に料理を献上するそういう武士がいるらしく高良健吾は代々続くそういう武士一家の次男坊です。ちなみに長男はお亡くなりになってます。

 

一家に嫁いだ上戸彩高良健吾は反りがあいません。上戸彩は悪くないんですけど高良健吾が料理に興味がなく剣が大好きという性格。でもうまく上戸彩ががんばります。

 

高良健吾は藩を転覆させようとしているグループに入っていましたが料理武士なので助かりました。

しばらくして残党の友達と一緒にまた反乱を企てようとしますが、これから出かけるって時に上戸彩が刀一式を持ち出し、出遅れる高良健吾。遅れて行った待ち合わせ場所には同士の死体が。

 

上戸彩の首をはねようとする高良健吾。母親の余貴美子が止めて事なきを得ます。

 

その後上戸彩高良健吾能登を旅します。高良健吾上戸彩のズタボロになった足を見て命を救われたことを実感。

 

最後は高良健吾がカッコいい衣装を着て舞を踊りながら魚を捌いたりしてみんなでお殿様のために料理を作ります。

そして最後に仇討ちの標的だった鹿賀丈史がそんなに悪いやつじゃないことを知ります。

 

ラストシーンはようやく高良健吾上戸彩のことを愛します。

待たせやがって・・・なラストでした。

 

 

戦闘シーンは剣道の稽古くらいのもので、合戦とか血が出るとかそういうシーンのない絵的に地味な映画です。

料理メインのため主婦として日々頑張られてる奥様方にも好意的に受け入れられるんじゃないかと思います。イケメンの高良健吾も出てますし。

 

意外と良かったのが上戸彩。控えめだけど心の通った女性というキャラクター像をちゃんと演じられていました。

 

雰囲気はまったりしていますが悪くない出来の映画だと思いました。