1997年。
ドリームワークス最初の作品。
冒頭でいきなり核弾頭が爆発します。
軍縮条約で破棄予定の核弾頭10発が盗まれ、そのうちの一発が爆発。
一連の事件を解決するために主演の2人が奔走するという物語です。
テンポよく進むため見やすいです。
核弾頭を8発入ったボックスを赤十字のトラックから取り返す一連のアクションシーンがいいです。
今にも落ちそうなトラックにヘリから降下してテロリストたちと格闘。そいつを倒しワイヤーに核爆弾ボックスを引っかけようとするけど中々ひっかからない。そこにトラックの運転手の銃が・・・と思いきやドアをクルーニーに閉められて自爆。間一髪ワイヤにひかっけするするとトラックは崖下に落ちていきその過程で大爆発。ミッション完了。というシーンです。
後半は残りの1個の核弾頭探しとなります。
敵にも復讐という名の人間ドラマがあって復讐のために核爆弾のリレーをします。兄弟なんですけど。
最後にNYで核爆弾入りのバックパッカーの捜索になりますがリュックから漏れ出た放射能を追跡するということをするので、被爆とか大丈夫なんかと思いました。大丈夫なシーベルトだったんでしょうかね。
最後にクルーニー、キッドマンに追い詰められ自殺する主犯(その前に弟も死亡)。
バックパックから核爆弾を取り出し解体作業。
なんかよくわからなかったけど、いきなり爆発してえ?と思わず叫ぶくらいびっくりしました。
なんかガワだけ爆発させればOKだったようです。
主要キャストでは復讐の鬼となりバックパックを背負っていた主犯を演じていた俳優さんの演技が印象に残りました。溶けていくような顔の表情で妻と娘を失って壊れてしまった復讐者を好演していたと思います。
クルーニーはパワー系のやばい軍人でひたすら強引、キッドマンは分析担当でやや我が強めだけどクルーニーになんだかんだで引っ張られていくという女性をきちんと演じていました。
それにしても若い頃のキッドマンは透き通るような白肌の持ち主で思わず吸い込まれてしまいそうな魅力を携えてますね。90年代のキッドマンが出てる映画を見ては毎回そう思ってしまいます。
ストーリー展開もノンストップで中だるみを感じなかったし、悪役も意外とよかったので結構面白い映画でした。