2009年。
ジョン・シナ主演。
犯人は親類の復讐のために主人公の恋人を人質に。
犯人は電話連絡で街中で騒ぎを起こさせます。
1ラウンド目のお題は○○、2ラウンド目のお題は△△とかいう風に基本無理難題を提示されて犯人に翻弄されます。
お題も最後の方になってくると暴走する電車を止めるとかになってきます。
しかし犯人の真の狙いは復讐ではなく一連の騒ぎに乗じて銀行金庫から金を盗むというものでした。
最後はヘリで戦いヘリは爆発。主人公と恋人は間一髪たまたま下にあったプールに飛び込み犯人だけヘリコプターとともに爆死、汚い花火があがります。
上から降ってきた2人にナイトプールにいたカップルはドン引きしたような目でみやり、主人公と恋人は家に戻ろうというところで終わります。ちなみに家は犯人の手によって爆破済み。これからどうするんでしょうね、という物語です。
見ていてあれ?これどっかで見たことある気が・・・と思いきや、ダイハード3でした。犯人の手によって街中で無茶振りをさせられ、金庫から金を盗みだしたり爆弾騒ぎがあったり・・あとスピードも混じってます。
ダイハードとスピードという傑作アクション大作をブレンドしてラウンド制という個性をもたせようと試みた映画に感じられました。
なので色々と雑なところはあるもののそこそこ面白く、意外と悪くありません。
ただ主演の人に(失礼ですが)華がないので魅力に乏しいのが残念なところ。
反面、犯人役の人はなかなか雰囲気があって大塚芳忠吹替のためなかなかいい感じに仕上がってました。
なにかの二番煎じとかパクリとか考えずに頭からっぽにして楽しむ系ですね。