映画生活

基本的にネタバレ有りなのでご注意ください

【映画感想】ニューヨーク東8番街の奇跡(1987)

1987年。

マシュー・ロビンス監督、スピルバーグ製作総指揮のSFファンタジー

 

舞台はNY東八番街のボロアパート。

地上げ屋のチンピラが立ち退きを迫って内装をぶっ壊しまくってる図から始まります。

場を仕切っているのはカルロスというチンピラです。

 

住民たちは絶望の淵に。

おじいさんは奇跡を願いました。

 

そしたらちっちゃいUFOロボのつがいが現れ壊れたものを元通りにします。

 

UFOと仲良くなるアパート住民たち。

 

やがてUFOは子供を産みます。

双子でした。

もうひとり出てきますが死産でした。

 

しかしアパートの黒人は諦めません。

その諦めない姿勢が奇跡を呼びなんと死産した三男坊が復活。

黒人と三男坊は絆で結ばれます。

 

一方ボロアパートは新品に生まれ変わりおじいさんとおばあさんのハンバーガーショップが盛況になり、取り壊す係の人たちはこの店を気に入ってしまいました。

 

カルロスだけは諦めません。

イムリミットが残り僅かということで焦りこっそり忍び込んで電気系統や水道を破壊したりします。

 

地上げ屋も本気を出して失火に見せかけてアパートを燃やそうとカルロスとは別のプロの破壊工作員を雇います。

 

パパUFOがカロルスにぶっ壊されたりしますがママUFOが直したりする過程を経ていよいよアパート住民とUFOとのお別れの時がきます。

 

カルロスとそいつは現場で揉めます。ちなみに炎上のしかけはすでにしかけれちゃいました。

誰もいないと思いきや婆さんが残されてます。

婆さんは認知症のような状態で死んだ息子をカルロスと思い込んでます。

 

その勘違いを逆手に取ってカルロスは婆さんを逃がそうとします。

カルロスは鬼畜じゃなかったようです。

 

婆さんはカルロスにより助け出され、アパートは全焼。

一人黒人が居座り続けます。

 

そこに三男坊が現れ、奇跡が起きる・・・

 

という物語です。

 

 

いや~まずなんといってもUFOたちが可愛らしいのなんの。

とってもコミカルで見ていて単純にワクワクします。

 

ロボが出産したときはびっくりしました。ロボは機械ですし生物のように出産はしないという先入観、固定観念があったため何気にそんなことで結構びっくりしましたね。

 

ただロボが可愛いだけでなく住民たちもロボのために協力的でみていてほんわかします。

 

敵ポジションの作業員もラスト黒人が座り込みをした時も協力的でみんないいキャラ。

見終わった後に心がほんわかしていい気分になれます。

 

ご家庭が凍りつくシーンもなくロボもかわいいのでお子様とのご視聴にもオススメですね。